このたびの平成30年北海道胆振東部地震の被害に遭われたみなさまに
こころよりお見舞い申し上げます。
私の住んでいる地域も揺れましたし、24時間停電になりました。
停電は不便ですし、店頭からモノが売り切れる、ガソリンが売り切れるなど、
かなりのストレスになりますね。
でも、生きていてナンボ、と思います。
北海道には傷がある。
記憶に新しいところでは、
1993年 奥尻島 南西沖地震による津波被害。死者202人、行方不明者28人。
1996年 古平町 豊浜トンネル事故。20名の方が亡くなりました。
2004年 網走関内 豪雪による被害。こちらも20名の方が亡くなりました。
どの事故も、偶発的な自然災害であり、なにも落ち度のない、まったく普通の生活を普段どおり行っていた方が被害に遭いました。
でも、その傷こそが、北海道の自然の厳しさである。
自然の脅威でなすすべもなく命を落とすことがあることを受け入れながら
私達は、傷とともにここの地で暮らしている。
この災害を糧として、備えながら生きていくのです。
そして、他の土地で傷ついた人たちを、受け入れる場所でもあるのです。
今回の地震における被害も、大きな傷となります。
私達は、このたびの災害で亡くなられた方、行方不明の方の魂を抱えながら、
生きていくしかありません。
この傷を、心の中の糧として、備えながら生きていくのです。
画像はPIXABABYから借りた写真ですが、
真っ暗な夜空から見えた天の川は、これ以上の美しさでした。