【〈孤独〉と〈つながり〉を愛する上質なフィクション7冊】
あなたのために、孤独と向き合いながらも、人とのつながりの素晴らしさを描いた上質な小説(フィクション)を中心に7冊セレクトしてご紹介します。
お手にとる機会があれば、ぜひ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
映えある第1冊目は、城山三郎巨匠の「百戦百勝〜働き1両・考え5両」。
「豆まくときに、ひとつだけまかず、同じ穴に2つまいて、出てきた2つの芽の中、いいほうの芽だけ残して育てる。それが賢いやり方でしょ。」
そんな願いをこめて、貧乏百姓の父親から「豆二」と名付けられた春山豆二。
その豆二が、まさに「豆2つ」まくやり方でさまざまな大きなリスクをとりながら貧農から投資家として活躍していく、波乱万丈の痛快人生小説。
モデルはヤマタネの創業者山崎種二さんです。
限りなくノンフィクションに近いフィクションで、
だからこそストーリーも楽しめて、
勉強にもなるという
城山三郎流の「1粒で2倍」楽しめる小説です。
リスクのとり方、ピンチの乗り越え方、投資との向き合い方、
働きプラスアイデアが利益を生むという考え方。
転んでもただでは起きない。
ぜったいになにかを取り返して起き上がる。
まさに今「ピンチ!」と感じている方、豆二のハングリーな生き方にエネルギーをもらってください。