【〈孤独〉と〈つながり〉を愛する上質なフィクション7冊】
あなたのために、孤独と向き合いながらも、人とのつながりの素晴らしさを描いた上質な小説(フィクション)を中心に7冊セレクトしてご紹介します。
お手にとる機会があれば、ぜひ。
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4日目は、
ジェリー・スピネッリさんの「ラブ、スターガール」。
「スターガール」は、おしゃれでエキセントリックで、
ずば抜けて利他的なヒロイン「スターガール」が、
ちょっとずつクラスの中から浮いていき、
最終的にみんなに無視されて、大好きなボーイフレンドのレオとも別れ、
消息不明となってしまうという、なんとも切ないお話しでした。
この「スターガール」、グレース・ヴァンダー・ウォールの主演で、2020年3月に映画化されています(^^)日本でも公開してほしい!
この「ラブ、スターガール」はその続編。
我らが愛するスターガールは健在でした!
忘れられないレオに書く手紙形式のストーリー。
レオのいない毎日のなかで、スターガールは相変わらず感性豊かに、
利他的に生きています。
その繰り返しの中で、少しずつ、少しずつ、同じように傷ついて孤独で利他的な仲間たちが集まってきて
小さな奇跡を起こします。
なんてことのない日常のなかから、素晴らしい宝石をみつけていくスターガール。
ほんとうは、あなたの毎日も、
見回してみたら素晴らしいものがたくさんありますよ(^^)