あなたの毎日に凸凹を。

ノイズに埋もれた毎日を送っていませんか?

凸凹をつなぐ読書

令和の時代の「蜘蛛の糸」

芥川龍之介の小説、蜘蛛の糸。 あの小説のあの主人公は、自分のあとに続いてくる人たちを振り落とそうとして、自分も一緒に墜ちてしまった。 その振り落とされた人たちはどうなったんだろう、とよく考える。 そう、私は、まさにその振り落とされた人の気分だ…

現実には2つある。

「思考の整理学」という本の中で、外山滋比古さんはこのように書いています。 ”現実に2つある、と言ったら笑われるであろうが、知恵という《禁断の木の実》を食った人間には、現実は決してひとつではない。” ”われわれがじかに接している外界、物理的世界が…

【でこぼ子選・上質なフィクション7冊〜7】タイタンの妖女〈カート・ヴォネガット・ジュニア〉

【〈孤独〉と〈つながり〉を愛する上質なフィクション7冊】 あなたのために、孤独と向き合いながらも、人とのつながりの素晴らしさを描いた上質な小説(フィクション)を中心に7冊セレクトしてご紹介します。 お手にとる機会があれば、ぜひ。 ーーーーーー…

【でこぼ子選・上質なフィクション7冊〜6】私の消滅〈中村文則〉

【〈孤独〉と〈つながり〉を愛する上質なフィクション7冊】 あなたのために、孤独と向き合いながらも、人とのつながりの素晴らしさを描いた上質な小説(フィクション)を中心に7冊セレクトしてご紹介します。 お手にとる機会があれば、ぜひ。 ーーーーーー…

【でこぼ子選・上質なフィクション7冊〜5】傘をもたない蟻たちは〈加藤シゲアキ〉

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【でこぼ子選・上質なフィクション7冊〜4】ラブ、スターガール〈ジェリー・スピネッリ〉

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【でこぼ子選・上質なフィクション7冊〜3】最後の息子〈吉田修一〉

【〈孤独〉と〈つながり〉を愛する上質なフィクション7冊】 あなたのために、孤独と向き合いながらも、人とのつながりの素晴らしさを描いた上質な小説(フィクション)を中心に7冊セレクトしてご紹介します。 お手にとる機会があれば、ぜひ。 ーーーーーー…

【でこぼ子選・上質なフィクション7冊〜2】砂上〈桜木紫乃〉

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【でこぼ子選・上質なフィクション7冊〜1】百戦百勝〈城山三郎〉

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未来のことはわからない、だからこそ…

いわく、信頼とは、「わからないはずの未来に対してあらかじめ決定的な態度をとること」 −「急に具合が悪くなる」(宮野真生子・磯野真穂)より 哲学者の宮野真生子さんと、人類学者の磯野真穂さんの往復書簡をまとめた本 「急に具合が悪くなる」 を読みまし…

「ゲマインシャフト」か「ゲゼルシャフト」か。

「ゲマインシャフト」VS「ゲゼルシャフト」。 まるでなにかの怪人みたいですが、 こんな言葉、聞いたことがある人いるかな?昭和の頃にいっとき流行した言葉です。 「ゲマインシャフト」と「ゲゼルシャフト」とは、 もともと、ドイツの社会科学者テンニース…

E→S→B→Iの行き着く先は…?

今年、大きく話題になった事件のひとつに、「あおり運転」がありましたね。 悪質なあおり運転で逮捕された容疑者。 そういうニュースを耳にすると、つい「なんの仕事してる人なんだろう?」って興味津々になっちゃいます。 なんと、今回の容疑者、「不動産収…

「無」から「有」を生み出せる人

「子どもを産んで一人前」 みたいなことを平気でいう人、いますよね。 でも、子どもを生むだけなら、人間以外のすべての生物だって、 みんなやってます。 ネズミだって、オケラだった、アメンボだって。 「無」から「有」を生み出せる人が一番偉い、と前に書…

この世で一番えらいのは。

この世で一番えらい人は誰でしょう? 総理大臣? 大統領? これには、私ははっきりとした答えがあって、 ”「無」から「有」を生み出せる人” です。 人間が進化した理由は、「無」から「有」を生み出すことができたから。 農業というのは、なにもないところに…

人間の「無」と「有」を分かつものはなにか

前回の「少女終末旅行」のアンサーソングのような、 この本を紹介します。 【エンデュアランス ──史上最強のリーダー シャクルトンとその仲間はいかにして生還したか】 著者:アルフレッド・ランシング https://amzn.to/2PmbWtO みなさんご存知とは思います…

いちばん怖いのは「無」なのだ

「少女終末旅行」というマンガを読み終えまして。 https://goo.gl/zwnqBy 「少女終末旅行」6巻の表紙 その読後感が「わーーーっ」と叫びたくなるもので、 夜眠れなくなりました。 3000年以降の世界を、少女2人が旅する。 人類がいなくなった世界を、ただひた…

抽象化と具体化について。

このブログですが、わざと意識して、抽象的に書いています。 だから、つまらない、と思う方も多いかもしれませんね(汗) 世の中のブログは、「エッセイ」のような、 書いている本人の人柄が具体的に伝わるもの。 アニメ映画「君の名は」の新海誠監督なども…

「恩知らずなやつ」と言われたときは

「恩知らずなやつ」 と言われたこと、ありませんか? 心当たりがないのにこの言葉を使う人って、だいたい「サイコパス」です。 「恩知らずなやつ」という言葉は魔法の言葉。 人の心を操ってしまうんです。 誰でも「恩知らずなやつ」にはなりたくない。 だか…

あなたの凸凹が誰かの鏡になる。

質問です。 あなたが女性であったら、どちらの男性が好きですか? 「世界一の男」 と 「君は世界一の女性だ」という気にさせてくれる男性。 あなたが男性だったら。 「世界一の女性」 と 「あなたは世界一の男よ」という気にさせてくれる女性。 子どもであれ…

自分の凸凹を大切にしながら、他人を信頼できるのか

イケハヤさんの記事によりますと、 日本人は7割近くの人が「他人を信頼できない」と答えている。 これって、衝撃的ではないですか? www.ikedahayato.com 実は、これが日本人が自分の「凸凹」を一番大事にできない原因と思っています。 他人を信頼できないか…

ブログセラピー

過去にもいろいろブログは書いたことがあるんですよね。 でもなんとなく嫌になって続かなくなっちゃった。 嫌になった理由は、 書いてる自分が「かっこつけてるな」と感じた 写真とか文字のフォントとか文字色とかにこだわりすぎた 日常生活のことを赤裸々に…

凸凹は自分ひとりで埋めなくていいんだよ。

だれにでも凸凹はあります。 得意なところと、苦手なところ。 めちゃめちゃはりきってやっちゃうところ。 なーんかやる気が起きないところ。 足が速かったり、遅かったり。 背が高かったり、低かったり。 声が大きかったり、小さかったり。 空を飛べたり、飛…

凸と凹をつなぐ読書

脳には、「大脳新皮質」といわれる「理性」を司る機能と、 「大脳辺縁系」といわれる「本能」を司る機能があるらしい。 こちらのリンク参考にさせていただきました▽ 脳の仕組みと脳内物質 うちの家系の傾向として、この「大脳新皮質」が先に発達しやすい。 …