この世で一番えらい人は誰でしょう?
総理大臣?
大統領?
これには、私ははっきりとした答えがあって、
”「無」から「有」を生み出せる人”
です。
人間が進化した理由は、「無」から「有」を生み出すことができたから。
農業というのは、なにもないところにタネをまいて、実りを得る。
それができなければ、人間はこんなに人口を増やせなかったわけで。
そして、料理をする人も。
食材の中から、何かを選んで、食事をつくる。
今までなかったストーリーの小説を書く。
絵を描く。音楽を紡ぐ。
こういうことができるのが、人間のほんとうにえらいことなのだ。
そして、新しく会社をつくったり、今までなかったビジネスを考えたり。
そういうことができる人のことを「ゼロワンメイカー」といって、
その関係の人達の中では珍重されるそうだ。
あえて、なんでこういうことを書くかというと、
時代がどんどん便利になって、
”「有」を「消費する」ことこそが素晴らしい”
という価値観が主流になっていて、
実はこの
”「無」から「有」を生み出せる人”
へのリスペクトが、どんどんなくなっている気がするからなのだ。
これがなくなると、まさに人類は紛争の方へ、崩壊の方へ向かっていく。
この世で一番えらいのは
”「無」から「有」を生み出せる人”。
この価値観を、忘れたくないと思う。
で、この本、おすすめです!
そう、あなたらゼロから何を生み出せるか?