先日はこういうことがありました。
子どもたちの水泳大会。
「あいつに勝てなかった…」
と悔しがる男の子。
「誰かに勝てなかった」「負けた」という凹んだ気持ちは、誰にもいわれなくてもわかります。
でも、「ねえ、前回より記録が3秒も伸びてるよね!」
と教えてあげると、
「そう?そうだよね。俺、がんばったもんね!」
と晴れやかな笑顔をみせました。
そう、とんがった凸の部分は、実は自分だけではみつけにくいんです。
他人の「凸」をみつけて、教えてあげましょう。
そうしていくうちに、自分の凸の部分がわかってきます。
それなのに、自分でもよーーくわかってるはずの凹んだ部分を
「なんで○○くんに負けたんだ!」
と厳しく指摘する大人の、なんと多いことか…orz
あなたがいまここに存在しているのは、
誰かの凹んだ心をさらに凹ませるためではなく、
誰かの「凸」に勇気を与えるため。
ちょっとだけ勇気を出して、
誰かの「凸」をみつけてあげましょう。
きっとそれがあなたの「凸」になるでしょう。